渋野日向子（ロイター＝USA　TODAY　Sports)

　米女子ゴルフツアー「クローガー・クイーンシティー選手権」（19日＝日本時間20日、オハイオ州のTPCリバーベント＝パー72）、8月の「AIG全英女子オープン」以来、約1か月ぶりの出場となった渋野日向子（25＝サントリー）は3バーディー、4ボギーの73で回り、1オーバーの83位だった。 　渋野は今大会前に自身のインスタグラムを更新。契約するアディダス社のウエアを着用した笑顔の写真を公開し「コース外でもスポーツと繋がれる」「アディダスのウエアはアクティブな毎日を過ごすための私の相棒です」と投稿した。しかし渋野はかねて〝スポンサー〟が関連する事象があると、結果が出ないケースが相次いでいる。 　昨年7月には全米ゴルフ協会とサポートしている高級車ブランド「レクサスUSA」と契約したと発表するも、直後の「全米女子オープン」で予選落ち、今年6月には2019年に優勝した「全英女子オープン」を支援している「AIG」がブランドアンバサダーに渋野が就任すると発表。8月の大会では契約初年ながら予選ラウンドで80、78と大たたきし、140位で決勝ラウンドに進めなかった。 　あくまでめぐり合わせと思われるが〝スポンサー〟が絡むことで重圧を感じているという要因もあるのかもしれない。今回も約1か月ぶりのツアーで初日に出遅れてしまったが、臆測を吹き飛ばすためにも巻き返しが期待される。