デニムを集めたイベント 福岡発ブランドも登場
テレQ(TVQ九州放送)
定番のファッションアイテム、デニムを集めたイベントが福岡市のデパートで始まりました。 博多阪急で始まった「デニム博」には、デニムの生産地、岡山・広島からの製品を中心に18の国内ブランドが出展しています。今年はボーダーニットやカラフルな靴下など、デニムと合わせて楽しめるアイテムも登場しました。 リポート 山崎香奈 「デニムと言っても、色や形、柄などさまざまなですね。オール マイラヴィングは、福岡のブランドです」 福岡市中央区大名にある工房を訪ねました。「オール マイ ラヴィング」デザイナーの天本誠司さん。こちらの工房で裁断から縫製まで独自の技術でデニム製品を手作りしています。看板商品はデニムのトレンチコートです。 オール マイ ラヴィング 天本誠司さん 「30年以上前のビンテージのバーバリーのトレンチコートを解体することろから始めました。それを日本人の体に合うように15回縫ってほどいて修正を繰り返し納得いくカタチにつくりあげたところがこだわりです」 メード イン フクオカを象徴するデザインも。 「襟の裏に配置している博多織。襟を立てて着ることがトレンチコートは多いのでさりげなく見えるのがおしゃれ」 デニムと博多織を組み合わせたデザインはインバウンド客にも人気があるそうです。 「カジュアルなものが岡山のブランドは多いのでうちはファッションとしてデニムを提案している。着たときの動きやすさ、シルエット、格好良さ、試着して感じてもらいたい」 デニム博の会場で、早速、試着しました。 「着ていくともっと体になじんでその人に会ったシルエットになっていく。柔らかくなって落ち感が出てくるので着れば着るほどよくなっていきます」 気になったアイテムは他にもあります。 リポート 山崎香奈 「プリーツスカートを試着しました。デニムなのに空気をまとうような柔らかさがあり、カジュアルな素材でも上品さが現れます」 初日のきょうはデニムファンがオープンと同時に来店していました。 博多阪急 催事企画担当 水田千晶さん 「トレンドにとらわれずに自分のマイスタイルを持っている客が多い。長く愛用できる一着をデニムと、デニムに合わせるアイテムも合わせて選んでほしい」 デニム博は今月18日までです。
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