横浜の強殺で現金回収役の女逮捕「一緒に強盗したことは否定します」
横浜市青葉区の住宅で、住人の後藤寛治さん（75）が殺害され現金約20万円などが奪われた事件で、神奈川県警は強盗殺人の疑いで、東京都足立区関原、職業不詳、木本未穂容疑者（30）を逮捕した。現金の回収役とみて調べる。 【写真】横浜強盗殺人で殺害された後藤寛治さん 逮捕容疑は、仲間と共謀し、10月15日ごろ、後藤さんの自宅に侵入し、暴行を加えて殺害し現金約20万やネックレスなど（約30万円相当）を奪ったとしている。木本容疑者は「一緒に強盗したことは否定します。犯罪で得たお金を回収しました」と供述しているという。 県警によると、木本容疑者は事件発生後、東京都内の公園にある公衆トイレで現金を受け取ったという。防犯カメラの捜査などから木本容疑者が浮上した。すでに逮捕された宝田真月（まづき）容疑者（22）ら実行役とは面識がなかったとみている。 木本容疑者は秘匿性の高いアプリを通じて連絡を取っていたとも供述しており、県警は指示役から連絡を受けて現金を回収したとみて、犯行グループの実態解明を進めている。 この事件では、宝田容疑者のほか、千葉県市川市の強盗致傷事件で逮捕された藤井柊容疑者（26）と久保田陸斗容疑者（21）が実行役とみられている。
