驚異の35アンダー、誰よりも喜びを見せた早藤将太キャディー

ザ・セントリーの優勝トロフィーを掲げて笑顔の松山英樹【写真：ロイター】

　ゴルフ米男子ツアーの開幕戦、ザ・セントリーは5日（日本時間6日）に米ハワイ州カパルアのプランテーションC（7596ヤード、パー73）で最終第4ラウンドを行った。首位から出た松山英樹（LEXUS）は1イーグル、7バーディー、1ボギーの65で回り、PGAツアー新記録となる通算35アンダーで優勝。自身の持つアジア人最多記録を更新する米ツアー11勝目を挙げた。この快挙を、本人以上に喜んだキャディーに日本のファンが注目。「キャラは最高ですね」「かわいすぎるー」と、共に喜んでいる。 【動画】「キャラ最高ですね」早藤キャディーが関係者に次々に飛びついて喜んだ実際の場面 　松山は2位と1打差の単独首位でスタートし、3番パー4で2打目を直接カップインさせるイーグルを奪うなどスコアを伸ばした。その後もバーディーラッシュが続き、最終18番では入れればバーディーのウイニングパットを決めるとガッツポーズ。2位コリン・モリカワ（米国）を3打差で退けた。 　この快挙を、松山以上のリアクションで祝ったのが早藤将太キャディーだ。ゴルフバッグを地面に置くと、黒宮幹仁コーチ、須崎雄矢トレーナーと“チーム松山”の面々に飛びついて大喜び。上に下に跳ねている様子をPGAツアーの公式Xが「ショウタはヒデキのツアー11勝目に大興奮」と題して動画で公開した。 　これに日本のファンから「早藤君のキャラは最高ですね」「みんな大好きショータさん　ショータカメラがいたとは！」「早藤キャディー、かわいすぎるー」とコメントが集まっている。松山は試合後の会見で選手とキャディーとの関係性を問われ「やはり信頼できるかどうかが大事ですし、将太とはうまくやれている感じがします」と話しており、2人の固い絆をうかがわせるシーンだった。