村上信五、観光デジタルスタンプラリーアプリ考案 「地元の学生からの意見を集められる場所を作って」
SUPER EIGHTの村上信五が26日、都内で行われた「日本の観光ショーケース」新プロジェクト発表会に出席し、編集長に就任した。 これまでもアイドル活動のほか、大阪観光シンボルキャラクターとして大阪の魅力を世界に発信。農業ベンチャー企業「ノウタス」の事業開発担当に就任し、地元の大阪・高槻で農業ビジネスにも挑戦している。編集長就任を受け「皆さんの三方よしになる観光のあり方を形作っていこうと思う」と意気込んだ。 この日から、静岡・熱海市で村上考案のNFTアプリ「GIVE&MAKE」を活用した観光デジタルスタンプラリーが開始。きっかけは、メンバーの丸山隆平との新感覚舞台「らふらふ」のために来場するファンに向けた取り組みだった。数時間の上演時間だけでなく「公演前後も楽しんでほしい」という思いで、会場周辺の500か所ある対象店舗で二次元コードを読み取ると限定のNFTコンテンツを取得できるスタンプラリーを実施。2人のゆかりの地も含まれており「無理なく推し活を楽しめる。(対象店舗は)地元の方には再発見、遠方の方には新鮮だと思う」と魅力を語った。 今後は地方創生の経験も生かした新たな可能性も。少子化、地方離れが進む世の中で「地元の若い方だけが知ってるスポットや文化があるはず。地元の学生からの意見を集められる場所を作っていただきたい」と提案。これには同席した愛媛・松山市の野志克仁市長も「地方都市で進めていることと親和性が高い」とうなずいていた。
報知新聞社