与那国島 陸自オスプレイ事故原因は操作ミス 自衛隊が発表「構造に問題なし」
沖縄テレビ
機体の構造には問題がないと説明しています。先月、与那国島で陸上自衛隊のオスプレイが離陸の際にバランスを崩し地面に接触した事故について自衛隊は操縦士による操作ミスが原因だったと発表しました。 先月、与那国島などで実施された日米の統合演習「キーン・ソード」で陸上自衛隊のV-22オスプレイが離陸しようしたところ機体がバランスを崩し左翼の下部が、地面に接触し損傷しました。 ▽森下泰臣陸上幕僚長: 「与那国島への初めての飛来という訓練の中で陸上自衛隊のV22の運用に対して関係する地域の皆様に懸念や不安がある中今般に様な事故が発生したことについて深刻に受け止めています」 会見で森下陸上幕僚長は事故の原因について離陸に必要なエンジンの出力を上げるスイッチを操縦士が作動させず一旦着陸した後も出力を下げなかった為に機体が不安定な状態に陥ったと説明しました。 森下陸幕長は検証の結果、機体の構造に問題はないと説明し15日以降全国でオスプレイの飛行を再開させる方針を示しました。 一方、与那国駐屯地に駐機されている事故機については離陸の目途が立っていません。
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