25年後の自分が見られる!? 万博「大阪ヘルスケアパビリオン」の建物が完成 「人間洗濯機」や「未来のメガネ」 期待膨らむ技術が続々
「人間洗濯機」一般家庭での実用化は2026年目指す
他にも、画面に自分の脈拍や血圧などが表示され健康状態をチェックする機能が備えられました。 また、気分が落ち込んでいるときは青空が映し出され気分が晴れやかに。興奮状態の時は、焚き火の画像でリラックス状態にしてくれるそうです。 (青山社長)「高齢化社会に向けて、体だけではなくて心も本当に整えて健康管理をしていくということを目指しました。(一般家庭での実用化は)遅くとも2026年スタートにあるという状態を作ろうと考えています」
「男の子の憧れ」? かけると情報が浮かび上がるメガネ スポーツや福祉に応用も
大阪ヘルスケアパビリオンに参加予定の企業は30社あります。‟人間洗濯機”以外にも、健康や医療に関する未来の技術を週替わりで見ることができます。 その中のひとつが、サングラスや保護ゴーグルなどを開発している会社が開発した「未来のメガネ」です。
目を守るだけではなく「安全」で「効率的」な情報伝達を実現するために開発されました。 (山本光学 谷口修平課長)「いままでは紙の資料を見ながら作業していたものを、デジタルのデータにして作業者の目の前にみせる、そういったことをやってます」 走りながら自分のラップタイムが見えるなどスポーツ分野への応用や、聴覚障害者や高齢者らの日常生活をサポートするために音声情報を文字化する機能も開発中です。 (谷口課長)「緊急車両や自転車が近づいているという内容を情報として出すことで、生活がしやすくなるようなことを目指している」 万博に結集する未来の技術。半年後の開幕に向け期待が膨らみます。