【札幌】タイ代表スパチョークがW杯アジア2次予選を終えチームに合流「3次予選に進めず残念」
北海道コンサドーレ札幌のタイ代表MFスパチョーク(26)が13日、チームに合流した。26年W杯アジア2次予選を終え、タイ代表はC組3位で3次予選進出を逃した。2位中国とは勝ち点、得失点差、総得点で並び、直接対決の結果で明暗が分かれた。W杯初出場の夢が途絶え「3次予選に進めず残念。あと1点取れていたら。惜しかった」と悔しがった。 代表では中心選手として、母国の悲願達成のために奮闘した。6日アウェー中国戦(1-1)では、前半20分に先制ゴールを決めた。「負けられない状況で自分が点を決められて良かった」。最終戦の11日ホーム・シンガポール戦(3-1)にも先発。だが後半26分に左太もも裏を負傷して交代した。 この日はクラブハウス内で過ごし、練習には参加しなかった。15日アウェー京都戦(サンガS)出場は難しい見込み。チームは現在J1最下位で、主力の離脱は痛手。「コンサの力になりたい。チームを助けたい」と、もどかしそうだった。