【ホープフルS展望】3頭いる“無傷の2連勝馬”、中心はクロワデュノールか…マジックサンズ、マスカレードボールも素質高い
【G1展望】ホープフルS(28日・中山・芝2000メートル) 朝日杯FSは未勝利を勝ち上がったばかりのアドマイヤズームが完勝し、3着も新馬勝ちから2戦目のランスオブカオス。現時点で来春の皐月賞、ダービー戦線は群雄割拠の様相を呈している。そういう意味でも、無傷の2連勝で駒を進めてきたクロワデュノールには大いに注目だろう。東京芝1800メートルの新馬戦を圧巻の走破時計1分46秒7で勝利し、休養を挟んだ東スポ杯2歳Sも着差以上の強さだった。ともに好位でスムーズに展開し、上がり3F最速の33秒台。素質の高さを疑う余地はない。今回は初の右回りとなる中山コースへの対応が鍵になるが、ここも突破なら一気に主役の座へ。 同じ無傷の2連勝馬はマジックサンズ、マスカレードボールの2頭。前者は札幌2歳Sで鼻差の辛勝も、負かした2着馬がのちに阪神JFを制し、レベルの高さを証明している。一方の後者は自在な立ち回りがセールスポイント。切れ味も引けを取らず、血統面からも出世が見込める器だ。 他にも同舞台の芙蓉Sを完勝したジェットマグナム、3戦2勝のショウナンマクベス、京都2歳S2着のジョバンニがスタンバイ。もちろん、新馬勝ちのアマキヒ、ジュタも侮れない。
中日スポーツ