【からつボート(モーニング)一般】長尾萌加 通算2勝目に向けて頼もしい援軍現る
<17日・からつボート・初日> 長尾萌加が通算2勝目を目指す。5、6コースだった初日の2走はいずれも4着。2戦とも道中の競り合いを制して着順を上げており、レース内容は濃かった。 養成所時代は勝率2位の好成績で、養成所チャンプ決定戦は準V。デビュー戦でいきなり2着に好走すると、2節目の自身11走目で初勝利を挙げるなど非凡な才能を見せている。ただ2勝目が遠く、本人も「(初勝利は)今となっては運が良かったのかな」と思い悩んでいる。 それでも今節は、その状況を打破するチャンスかもしれない。「足はいいと思うし、乗りやすさがある」とエンジンは上々の出来。加えて、頼もしい先輩の存在がある。「本多宏和さんにアドバイスをいただいています。師匠の樋口由加里さんの同期で、今節は岡山支部が私一人ということで、樋口さんが本多さんにお願いしてくれたんです」。ピット内では本多の熱心な指導に耳を傾ける133期生の姿が目立っていた。良機と助言を生かして、約半年ぶりの勝利を狙う。▼3Rは4枠に組まれた。「ピット離れで遅れない限り、コースは主張します」。4カドまくりに期待。4―135―1235。 ▼8R(本多宏和) 長尾との直接対決。〝今場所の師匠〟の背中を、レースを通じて見せつける。3―15―1256。