アンジュルムのリーダー・上國料萌衣、卒業を発表 決断は2年前に「自分でタイムリミットを決めました」「留学から始めたい」
ハロー!プロジェクト所属の9人組アイドルグループ『アンジュルム』のリーダーで「かみこ」の愛称で親しまれる上國料萌衣(かみこくりょう・もえ、25)が来春開催予定のコンサートツアーを最後にグループとハロプロを卒業することが20日に発表された。 所属事務所によると、上國料から「将来を考えていく中で、見聞を広げていきたいという気持ちが強くなり、活動の区切りを決め、留学から始めたい」と申し出があったという。 卒業後も芸能活動は継続する。 上國料は事務所の公式サイトで卒業を報告。その上で、「アンジュルムを大好きでいてくださる皆さんには、こんなにも短いスパンでの卒業の連続に、悲しい思いをさせてしまっているかもしれません」と、今年6月の佐々木莉佳子、同11月の川村文乃と卒業が相次いでいることを謝罪した。 自身の決断は約2年前だったという。「自分でタイムリミットを決めました」。在籍は9年間。「一人じゃなかったから、たくさんの夢が現実になっていきました」とファンやメンバーらに感謝を伝えるとともに、卒業までに期間については「猪突(ちょとつ)猛進で突き進んでいきます。大好きな後輩みんなの夢にも近づけるよう、アンジュルムを少しでも大きくして卒業したいと思います」と約束した。 同グループは「スマイレージ」として2010年5月ににメジャーデビューし、同年の第52回日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞。14年にグループ名を「アンジュルム」に変更した。上國料は15年の新メンバーオーディションに合格し、同年11月11日に加入。モデルとしても活躍し、23年6月からはグループのリーダーを務めている。
中日スポーツ