次期駐日韓国大使に韓国国立外交院長を起用へ 尹政権の外交ブレーン
韓国政府が、新しい駐日大使に朴●(吉が横に二つ並んだ文字)熙(パクチョルヒ)・韓国国立外交院長の起用を内定した。韓国政府関係者への取材でわかった。日韓両国が来年に国交正常化60年を迎えるにあたり、駐日大使として日韓の協力の深化へ向けた役割を担うとみられる。 【写真】「リスク背負ってでも前に」 韓国外交ブレーンが語る尹大統領の覚悟 朴氏は日韓関係を長く見続けてきた研究者で、日本語も堪能。日本の政治や外交政策に詳しく、政界などに幅広い人脈を持つ。米コロンビア大で政治学の博士号も取得している。 東京大特任教授、ソウル大日本研究所長、同大国際大学院長などを歴任し、2023年3月から現職に就いた。 尹錫悦(ユンソンニョル)大統領の外交ブレーンとして知られる。尹政権の発足前の22年4月に外交政策などを説明するために日本に派遣された「政策協議代表団」にも加わっていた。(ソウル=稲田清英)
朝日新聞社