（ブルームバーグ）： 欧州中央銀行（ＥＣＢ）政策委員会メンバーのシムカス・リトアニア中銀総裁は11日、インフレ抑制に向けた闘いは終わっていないとの認識を示した。
同総裁はビリニュスで、「勝利の旗を掲げるには時期尚早」だと述べ、その上でＥＣＢによる先週の利下げは消費者物価の上昇を抑える上での「重要な一歩前進」を示していると指摘した。
インフレ率が目標の２％に向かい続ける限り、さらなる金融緩和がある公算が大きいとの考えも示した。
原題：ECB Can’t Declare Victory Over Inflation Yet, Simkus Says （抜粋）
(c)2024 Bloomberg L.P.
Milda Seputyte
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