藤井聡太竜王VS佐々木勇気八段で大注目の竜王戦!第2局は温泉でゆったり、地元グルメも!福井対局
将棋の第37期竜王戦七番勝負第1局が2024年10月5、6日、東京都渋谷区の「セルリアンタワー能楽堂」で開幕。藤井聡太竜王(名人・王位・王座・棋王・王将・棋聖との七冠)に佐々木勇気八段が挑み、117手で藤井竜王が勝利しました。対戦成績を1勝0敗とし、4勝すれば竜王位を防衛もしくは奪取となります。 ◆【写真】藤井聡太竜王と佐々木勇気八段が訪れる福井県あわら市とは?勝負めしメニューブックも ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
第37期竜王戦七番勝負開幕!藤井聡太竜王が先勝
優勝賞金4400万円で将棋界最高位のタイトル戦である竜王戦。4連覇がかかる藤井竜王に挑むのは、2017年に、藤井竜王のデビュー戦から続いた連勝を「29」で止めた因縁の相手・佐々木八段です。佐々木八段はタイトル戦初挑戦となり、2人がタイトル戦で初めて顔を合わせることは、将棋ファンの間でも大きな話題となりました。第1局は藤井竜王の先手番となり、角換わり腰掛け銀の将棋を制しました。
第2局は10月19、20日、福井県あわら市で開催 北陸新幹線も延伸でアクセス良好
第2局は10月19、20日、福井県あわら市の「あわら温泉 美松」の「竜悠(りょうゆう)」にて行われます。福井県初の竜王戦開催となるあわら市は、福井県の最北端に位置しており、温泉と豊かな自然が魅力的な土地です。2024年3月16日には北陸新幹線が延伸され、芦原温泉駅が開業。主要高速道路からのアクセスも良好です。
温泉、北陸の大自然、とみつ金時…あわら市は見どころいっぱい
140年以上の歴史を誇るあわら温泉は、「関西の奥座敷」とも呼ばれる名湯で、長く関西圏の人々から観光地として愛されてきました。また、田園風景や日本海、湖、川、山々と、北陸地方ならではの美しい自然も楽しめます。福井県を代表するサツマイモ「とみつ金時」は特産品として有名です。
「勝負めし」メニューブックも完成 藤井聡太竜王&佐々木勇気八段は当日何を食べる?
あわら市は2024年9月27日に、対局開催に向けて、対局者の昼食、おやつ、ドリンクを掲載したメニューブックを公表し、配布を開始しました。あわら市内の38店舗が提供する、「勝負めし」、「勝負おやつ」、「勝負ドリンク」全38品が掲載され、この中から藤井竜王、佐々木八段がセレクトします。 メニューには「とみつ金時」の抹茶モンブランや、チーズケーキ、ブッセ…地元の食材を使ったグルメが並んでおり、思わず食べたくなってしまいます。掲載メニューは全店舗で提供開始しています。 同市が8月8日から21日にかけて、掲載メニューの中から「対局棋士に食べてほしい勝負めし」のインターネット投票を実施したところ、1006名の投票があるなど、注目度の高さがうかがえます(投票結果は10月21日に同市のホームページで発表予定)。