身近に相談できる大人を「まちの保健室」 若者が集まる福岡市の警固公園で
Q起床1時って昼の1時? 中学3年生「夜中です」 Qずっと起きているの? 中学3年生「寝れなくなっちゃって」 高校1年生「友達とのトラブルとかで言い合いとかでイライラする」 Q気になることがあるなって時は普段どうしているんだろう?お父さん、お母さんに相談したりとか? 高校1年生「相談はしてないよ。相談してもふーんで終わるもん。親は興味ないから多分。」 筑紫女学園大学 大西良准教授(45)「保健室はニーズとしてはあるかなと…。自分のことを伝えたいって子はいるかなと感じます」 ■「まちの保健室」オープン 9月14日。 警固交番の隣にある市の「安全安心センター」で「まちの保健室」が初日を迎えました。 最初にやってきたのは中学生3人です。 中学3年生「中1で親がコロナになって濃厚接触者になって入学式行けなくて、行くタイミング失って別の日行ったんですけど、その日感情爆発しちゃって、パタンって行かなくなりました。」 中学3年生「親って今の時代のこと分かってくれないじゃないですか。共感がない。全部に対して親の過去からのアドバイス。こっちアドバイス求めてない」 初日は3組が相談に訪れました。 そのうち1組は1か月前のデモンストレーションで、相談に訪れた高校生と中学生の3人です。 Qこの1か月はどうでした?どんな感じの1か月だったかな 高校1年生「ハード…体育祭の練習、もう終わりました。」 中学3年生「前来た時に、またあるんで来てくださいって言われて。大人と喋ることがないから話しかけてくれるのがありがたい」 大西さんたちは今後も毎月第2土曜日の夜にこの取り組みを続けていく予定です。 筑紫女学園大学 大西良准教授(45)「いつも来なくても、あそこに行ったらこういう風に話を聞いてくれる人がいるって、そんな思いだけでも持ってくれたら嬉しいなと思っています」 若者が安心して集まれる「保健室」を目指して。 大西さんたちはこれからも心の声に耳を傾けます。
RKB毎日放送