シメオネ監督が400試合の全てを共にしたグリーズマンに感謝と称賛 「私たちは共に成長しました」「残り時間を楽しみます」
PSG戦前の会見で語る
アトレティコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督がチームの大黒柱であるアントワーヌ・グリーズマンに感謝の言葉を述べた。 その言葉が語られたのはCL第4節パリ・サンジェルマン戦前の記者会見でのこと。シメオネ監督は、クラブ最多得点記録を塗り替えたグリーズマンの貢献について「彼に対しては感謝の気持ちしかありません。感謝しています」とコメント。続けて「彼がこのクラブに来たときは23歳でした。そして私たちは今まで共に成長しました。彼は自分の選択で素晴らしいことを成し遂げ、その結果、私たちとの試合数が400試合という節目を超えたところです。その400回ピッチに載せたのは私でした。ですから私は彼の仕事、サッカーの解釈の仕方、そして彼の生き方を熟知しており、それには賞賛しかありません。私たちは残りの時間を楽しみます。そして、いつか彼が去ってしまうとしても、私たちは深い愛情を持って繋がっているでしょう」と長年の功労を称賛した。 これまでアトレティコは2度、CL決勝で涙を呑んでいる。悲願の優勝には、まずベスト16の決勝トーナメントに進出する必要がある。3試合行った現時点では、1勝2敗の順位は28位。これ以上負けを重ねるとプレイオフ進出圏内の24位も苦しくなってくる。 シメオネ監督はそのチームの現状についても語った。 「トーナメント進出のために最善を尽くさなければなりません。しかし私たちは急いでいません。まだ3試合だけなので序盤です。ほら、今のところ守備陣に欠場者がいます。アスピリクエタは負傷、ル・ノルマンは酷い頭部打撲のため欠場、ヒメネスは出場停止、マルコス・ジョレンテも負傷しています」 シメオネ監督に焦りはないようだが、厳しい台所事情に苦心していることを明かした。負けられない強豪PSGとの一戦は日本時間7日の早朝に開催予定。彼がどんな戦い方で逆境を跳ね返すのか注目だ。
構成/ザ・ワールド編集部
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