サツマイモ蜂蜜、菓子に 明和特別支援学校の生徒作る
●26日から県立大学園祭で販売 県立明和特別支援学校高等部の1~3年生20人は25日までに、県立大で栽培したサツマイモの花から採取された珍しい蜂蜜を使い、マフィンとミルク入りジャムを作った。26、27日の同大学園祭で販売され、野々市の逸品として発信される。 サツマイモの蜂蜜を研究している大谷基泰准教授が春、支援学校側に蜂蜜搾り体験などを提案したのがきっかけ。同校フードデザイン班と菓子製造班の生徒が参加し、蜂蜜をどのように加えると、風味が出るかなど試行錯誤した。 170個を用意するマフィンは1個250円(税込み)、ジャムは15瓶準備し、1瓶600円(同)で販売される。11月末の同校文化祭でも販売する。ジャムを担当した白崎凜さんは「蜂蜜の味が1番感じられる配合量を見つけるのが大変だったけど、おいしく出来上がった」と話した。