【40歳から始める老化脳を防ぐ習慣】脳の老化を防ぎ認知症予防に役立つ「コーディネーション運動」とは?
脳の活性化にはダンスが最強
「脳活に最も効果があるのはダンスです。多くのダンスは音楽に合わせて体を動かします。さらに、複数の人と振りを合わせるものであればさらに効果アップ。 振りを覚える→音楽に合わせる→みんなと動きを合わせる…これはまさにコーディネーション運動の極みといえます。一人でも、YouTubeなどの動画の先生に合わせて行うのでもOK! ダンスは脳のさまざまな部位を活性化します」
ボールキャッチは思いのほか脳を使う
もうひとつ効果的なコーディネーション運動に、ボールキャッチがある。これはボールを空中に投げてキャッチするだけのエクササイズ。 「ボールを放って、落ちてくるタイミングを見計らって手を動かすことは、いろいろな脳を刺激します」 OurAge世代では簡単かもしれないが、今から続けると脳の老化予防に大きな効果が! 小さいボールほど難易度が高まるが、百均などで売っているようなボールでもOK。 ●ボールキャッチ
<1> 椅子に座って、もしくは立って、ボールを空中に放る。
<2> 落ちてくるまでの間に1回、両手でパンと拍手をする。
<3> 落ちてくるタイミングを見計らって、ボールをキャッチ。
次回は、脳が喜ぶ生活習慣を教えてもらう。 【教えてくれたのは】 西剛志さん 脳科学者。2008年に企業や個人のパフォーマンスを上げる会社を設立。著書は『80歳でも脳が老化しない人がやっていること』(アスコム)など、海外も含めシリーズ32万部突破 イラスト/midorichan 構成・原文/山村浩子