経済波及効果16億円!? 関越道『小出IC』⇒『魚沼IC』に名称変更 “魚沼ブランド”発信力強化へ期待の声
新潟県魚沼市の関越自動車道『小出インターチェンジ』の名称が11月1日変更されました。その名も『魚沼インターチェンジ』。地元からは地域活性化を願う声が上がっています。 関越道・小出IC⇒魚沼ICに名称変更で3億円の費用も…経済効果は16億円!? 新潟・魚沼市の認知度アップへ 【記者リポート】 「あちらの高速道路の標識、“小出”と書かれていますが、11月1日から名前が変更され、魚沼インターチェンジに生まれ変わりました」 合併による魚沼市誕生から20年を迎えた11月1日、関越自動車道の『小出インターチェンジ』は『魚沼インターチェンジ』へと名称が変更されました。 さっそく高速道路上の標識も、すでにいたるところで『小出』から『魚沼』に差し替えられていました。 この名称変更によって期待されるのが、魚沼産コシヒカリをはじめとする魚沼ブランドの発信力強化です。 標識の塗り替えなど、名称変更には約3億円の経費がかかりますが、経済波及効果はそれを上回る約16億円と試算されています。 11月1日は魚沼インターチェンジへの名称変更を祝ってドライバーに通行証と記念グッズが手渡され、駆けつけた市民からは歓迎の声が上がりました。 【市民】 「小出よりも魚沼のほうが知れ渡っていると思う。みんなに知ってもらえると思うとうれしい」 【市民】 「小出というのがなくなって悲しいところもあるが、全国的に見ると有名になるんじゃないかという期待も込めて頑張ってほしい」 魚沼市で産まれ育ったこの人も… 【おばたのお兄さん】 「魚沼と言ったほうが、全国の方々が“コシヒカリ”とか一発で分かる魚沼という地名なので、それになったことは喜ばしいこと」 一方、魚沼市は名称変更に伴い、ドライバーへの注意も呼びかけています。 【魚沼市総務政策部 桑原昇 部長】 「お越しいただく皆様、小出インターから魚沼インターに変わりますので、お間違えのないようお越しいただきたい」
NST新潟総合テレビ