正月の縁起物「葉牡丹」が出荷ピーク 紅白の色合いがおめでたい雰囲気を演出 一方で猛暑による影響も… 島根県出雲市
日本海テレビ
紅白の色合いで正月の縁起物として知られる「葉牡丹」。島根県出雲市では、この葉牡丹が出荷のピークを迎えています。 色鮮やかな葉が重なり合う牡丹の花のような美しい植物、アブラナ科の「葉牡丹」です。出雲市の「たぐちファーム」では、この葉ボタンの出荷がピークを迎えています。 たぐちファームでは、鮮やかな赤色の「初紅」や、白から中心にかけて赤色に変わる「バイカラートーチ」など合わせて4種類の葉牡丹を栽培していて、朝から葉を整えたり、袋詰めしたり、出荷に向けた準備が進められていました。 生育は順調にも見えますが、今年は夏の猛暑によりこんな影響が―。 たぐちファーム代表 田口 裕一郎さん 「どうしてもふちのところに緑が残ったり、いつまでも暑かったことで発色がいま一つだった。ここばっかりは、夏の暑さと秋のいつまでも高温というので致し方ないかなと思っています」 色づきは完璧とはいかなかったものの、水やりをこまめにし、根っこの温度を下げるなど、細かな工夫を重ねたことで出荷数は例年並みの1万2000本程度となる見込みです。 たぐちファーム代表 田口 裕一郎さん 「日本のお正月っていうと、紅白おめでたい雰囲気を少しでも演出してもらえたらと思うので、部屋の中に飾ったり、仏壇とかお墓に飾っていただけたらなと思います」 葉牡丹は、市内の直売所を中心に販売されるということです。
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