国連総長、緊張激化に憂慮 イラン国連代表部、米批判
【ニューヨーク共同】国連のグテレス事務総長は26日、イスラエルによるイランへの反撃について「緊張激化につながるいかなる行為もやめるべきだ」と深い憂慮を表明した。一方、イラン国連代表部は、米国がイスラエルの攻撃に協力したと批判した。 グテレス氏は報道官を通じた声明で、パレスチナ自治区ガザやレバノンでの停戦を改めて求め、全ての当事者に緊張緩和に向けて協力するよう呼びかけた。 イラン国連代表部はX(旧ツイッター)に、イスラエルによる反撃は、米軍統制下にあるイラク領空から実行されたとし「米国の加担は確実だ」と主張した。