脱タイピング!Macの音声入力機能で文章作成が驚くほどに時短になる実践例【今日のワークハック】
音声入力に慣れない場合はSNSをやってみよう
いざ音声入力をはじめても、最初のうちはうまくいきません。速度もタイピングにはかなわないと思います。 まずは音声入力に慣れることを第一に考えてください。そこでおすすめなのがSNS、特にXです。思いの丈をただしゃべってみてください。何日か続ければ、すぐに慣れてきます。 音声入力に慣れる方法はXのポストが最適だと思ってたけど、ChatGPTを使うのもいいね!どっちにしてもいきなり仕事に使うんじゃなくて、プライベートで試しに使ってみる感覚のほうが良いと思う。 — 津田まさき|BtoB・SaaS・DX|音声入力ライター (@ma_tsda) March 21, 2024 また、ChatGPTに指示を出す際に音声入力を使用するのもおすすめです。ChatGPTは会話形式の文章生成AIなので、本当に会話している感覚で使えます。 筆者はChatGPTを壁打ち相手にすることもありますが、考えていることをスラスラしゃべるので言葉が浮かびやすいと感じています。
Mac音声入力をおすすめする理由
Mac独自の機能というわけではありませんが、キーボード操作と併用できる点が使いやすさを上げています。音声入力は「移動・異動・異同」のような同音異義語が苦手です。 そのため「いちいち音声入力をオフにしてキーボードで修正、また音声入力を起動する」という手順だと大変です(以前のMac OSはこうでした)。音声入力を起動したまま、スッと修正できるのは助かります。 さらに、地味にうれしいポイントが1つ。記号が入力できる点です。代表的な記号を挙げると「てん」と発声すれば「、(読点)」、「まる」と発声すれば「。(句点)」を入力できます。 日常会話で句読点を発声することはありませんが、慣れるととても便利です。なお、Macでは自動で句読点を入力する機能があるので、それを活用するのもひとつの方法です。 ただし、意図せぬタイミングで句読点が入力されることもあるため、お好みでオンオフしてくださいね!
Mac純正の音声入力は十分実用レベル
Mac純正の音声入力は追加でお金はかかりませんし、機能も十分。なによりPC作業全般で使用できるため、個人的には総合的な満足度はNo.1だと思っています。 慣れるまで難しい音声入力ですが、これを機にぜひ使ってみてください! 慣れるまでは、入力速度を求めないように注意してくださいね。 今日のワークハック記事をもっと読む 連載「今日のワークハック」では、仕事が速く効率的にこなせる!ツール・アプリ・OSのショートカットや使い方、アイデアをお届けします。 Photo: 津田まさき
津田まさき