山口に立ち飲みイタリアンの店「チーカロ」 手作り焼き菓子の販売も
立ち飲みイタリアンの店「cheecaro(チーカロ)」(山口市湯田温泉2)が山口・湯田温泉にオープンして、11月13日で1カ月を迎える。(山口宇部経済新聞) 【写真】提供する「ランチ」 オーナーシェフの上田祐輔さんは、料理学校卒業後から約16年間山口県内外のレストランやホテルで経験を積んだ。「自分の店を持つという夢を叶えるために料理と経営を学んできた。土地勘のある湯田温泉で店を開こうと、昨年から出店の準備を進めてきた」と話す。 店内は、立ち飲みスタイルで最大8人を収容する。火曜~土曜のランチタイムや、コース料理(予約)の提供時には椅子を設置する。 ランチタイムには、サラダ、2種類から選べるパスタ、ドリンクがセットになった「ランチ」(1,700円)を提供する。 火曜~土曜のディナーと日曜は、「自家製サルシッチャ」(1,300円)、「旬の魚のカルパッチョ」「季節のリゾット」(以上時価)、「海の幸のペペロンチーノ」(1,700円)、「和牛すね肉のワイン煮込み」(2,000円)、「ゴルゴンゾーラタルト」(600円)など単品メニューを提供する。コース料理は、「6種」(5,000円)、「8種」(8,000円)の2種類を用意する。 ドリンクは、「グラスワイン(赤・白・スパークリング)」(600円~1,100円)、「カクテル」(各700円)、「瓶ビール」(650円)、「ウーロン茶」「オレンジジュース」(以上500円)などをそろえる。 婚約者でパティシエの國本佳菜恵さんが手作りした焼き菓子も販売する。「ウィークエンドシトロン」「自家製渋川栗のバターケーキ」(以上450円)、「ガレットブルトンヌ」(280円)など。 上田さんは「他の店にないことをやろうと立ち飲みスタイルにした。毎朝仕入れた新鮮な食材を使い、日によっておすすめのメニューを考える。できるだけ山口県産を仕入れ、ソーセージや調味料も手作りすることで、安心して口にできるようにしている」と話す。 オープンから1カ月を迎え、國本さんは「私も自分の店を持つという夢があり、当店は2人の夢を叶えた店。お客さん同士が交流できる雰囲気を大事にしながら、満足度の高い店にしたい」と笑顔を見せる。 営業時間は、火曜~土曜=11時~14時・17時~23時、日曜=12時~19時。月曜定休。
みんなの経済新聞ネットワーク