「今日の天気がイマイチでよかった」すこし気が重い休日...40代女性の胸の内は?【人生の午後に詠む短歌 #ごごたん】
いま、巷で「短歌」ブームが起きているのをご存知でしょうか? ミモレでは、ミドルエイジ女性読者から「人生の午後に詠む短歌」を募集中。女性たちの短歌を紹介していきます。
「曇り空でよかった」その理由
休日に 会いに行くのは 父と母 雪で曇った 空を見やりて 作者/福原美和子さん(40代) 解説: これから父と母に会いに行きます。偏屈な父は退院直後の独り暮らし。心配性の母は介護施設。 今日は、いろんな手続きや確定申告の用事が目的です。せっかくの休日ですがなんだかちょっと気が重くて、雪の曇り空でよかったなあと思います。 『人生の午後を詠む短歌 #ごごたん』 とは? 何気ない日常の気づきや、ちょっと笑える瞬間、恋愛の切ない気持ち、家族への揺るぎない愛……などを5・7・5・7・7の5句31音の歌体で表現する。短歌とは、古くは万葉集の時代から使われてきた一種の自己表現です。 特に、さまざまな人生経験を重ねてきた女性たちの歌には多くの共感の声が寄せられ、また生き方を見つめるヒントがたくさん詰まっていると話題を呼んでいます。