ロッテ・吉井理人監督、「ここでだれとは言えないですね」来季の開幕投手、横一線でスタートさせる考え
ロッテの吉井理人監督が24日、来季の開幕投手は横一線でスタートさせる考えを明かした。 パ・リーグではすでにソフトバンクが有原、日本ハムは金村、西武は今井が来季開幕投手に内定。吉井監督も就任1年目の昨年は12月23日に開催された有馬記念前夜祭スペシャルトークショーで「現時点で(開幕投手)は小島です」と小島和哉投手を指名していた。 しかし、監督就任3年目を迎える来季については「ここで誰とは言えないですね」と白紙の状態。「今年頑張った子は優先順位が上だと思いますが、西野もFAしないで残ってくれたし、石川柊太もFAでこっちに来てくれた。種市なんかも開幕投手やりたくて頑張って練習していますし、小島もそうですね。石川歩も復帰目指して、必死のパッチで気合入れて頑張ってくれていますし。その辺を見ながら、みんなのモチベーションをどうやったら高く保てるか、考えながら決めていきたいと思っている」と開幕ぎりぎりまで競い合わせ、候補を絞り込む方針だ。 一方で今季10勝(5敗)を挙げた佐々木朗希投手がポスティングシステムによる米大リーグ移籍を目指しているだけに、ローテーションの3本柱と考える小島、種市篤暉、石川柊にはシーズン150イニング以上の投球を期待。「小島、種市、石川柊の3人が150イニング以上投げられたら、これは他のチームより強いと思うんでね。彼らはもっと上を目指せるかもしれないですけど、それぐらい投げてほしいなと思います」。吉井監督が就任以降、150イニング以上投げているのは2年連続開幕投手の小島だけ(23年は158イニング1/3、24年は163イニング1/3)だが、来季は種市、石川柊にもノルマ達成を望んた。
中日スポーツ