【マリーゴールド】王者Sareee憤怒 高橋奈七永の〝見せかけ闘魂〟指摘に猛反論「嫉妬してるの?」
女子プロレス「マリーゴールド」のワールド王座を保持するSareee(28)が、自称〝女子プロ界の人間国宝〟高橋奈七永(45)に怒りの猛反論だ。 【写真】14日の後楽園大会で奈七永を見下ろしたSareee 18日に都内で会見を開き、自主興行「Sareee―ISM Chapter6」(来年1月23日、東京・新宿フェイス)で来年4月に引退するセンダイガールズの里村明衣子とシングルマッチを行うと発表。 2011年4月のデビュー戦で胸を借りた先輩と、約6年ぶり4度目の一騎打ちとなる。Sareeeは「デビュー戦で思い切り太ももを蹴られて、痛がってたら里村さんに『目をそらすな!』って言われてプロレスラーとして覚醒したんです」と振り返りつつ「WWEの時もたくさんお世話になった尊敬してる先輩。そんな里村さんを超える存在になりたい」と対戦に胸を躍らせた。 だが、里村戦への意気込みもそこそこに「あの…奈七永が、また何か言ってましたよね?」とイラ立ちを隠せなかった。14日のマリーゴールド後楽園大会で決定していたV2戦で高橋を迎え撃つ予定だったが、前哨戦でSareeeが放った裏投げで高橋が首を負傷。 王座戦は12月13日の新宿大会に延期となった。すると高橋から10月24日後楽園大会のSareeeとボジラのV1戦を引き合いに出され「見せかけで〝闘魂〟を言ってるのも、やめてほしいね」と糾弾された。 同試合は尊敬する故アントニオ猪木さんをほうふつとさせる技を連発し「名勝負」、「これぞ闘魂!」など絶賛の声が多く上がっただけに、Sareeeは「見せかけの闘魂とかさ…。それにそうやって言ってくれる猪木さんのファンや関係者の方たちに失礼じゃないですか? 私とボジラの試合が話題になって嫉妬してるの?」と吐き捨てる。 そこからは高橋へ〝口撃〟が止まらない。「体もボロボロで、マリーゴールド入ってから何回病欠したんだって話だし。先輩のくせに自分だけ楽しく『パッション』とか言ってるから選手が育たない。私はアンタと違って、プロレス全体を考えてるから」 最後は王者としての使命感を燃やし「引退を口にしている人にマリーゴールドのベルトが渡ったところで何の未来もないし、女子プロレス界の未来もなくなってしまう。これは阻止しなきゃいけない。なので私が圧倒的に勝ちますよ」と予告。Sareeeの目は本気だ。
木元理珠