「次はメダル獲得目指す」 パリ五輪陸上男女混合競歩リレー 高橋選手が奥州市長表敬【岩手】
パリ五輪の陸上男女混合競歩リレーで総合13位となる健闘を見せた北上市出身の高橋和生選手(28)=ADワークスグループ所属、水沢中―花巻北高―早大=は25日、奥州市水沢大手町の市役所本庁舎に倉成淳市長を表敬し「目標の8位以内入賞には届かなかったが、ペアを組んだ選手と共に全力を尽くした。胸を張って13位という結果を受け止めたい」と報告するとともに、次回五輪へ意欲を示した。 高橋選手はパリ五輪日本選手団のユニフォームを着て来庁。職員らが市長応接室前の通路で「感動をありがとう」の横断幕を掲げて拍手で出迎えた。 倉成市長は、健闘をたたえ「市では次回五輪が開かれるロサンゼルス郡のトーランス市と友好都市の協定を締結する。観戦に行く人も多いだろう。ぜひとも勇姿を見せてほしい」と期待を述べた。 混合リレーは今五輪で採用された新種目。高橋選手は柳井綾音選手(立命館大)とペアを組んで出場。ともに五輪初出場だった。