”香川県内で最大震度6弱”想定…孤立集落はどう把握? 県災害対策本部の運営訓練【香川】
岡山放送
香川県は1月18日、南海トラフ巨大地震に備えるため市や町などと協力して災害対策本部の運営訓練を行いました。 能登半島地震を受けて、半島や離島など孤立が想定される地域への対応も確認しました。訓練は南海トラフ地震が昨夜、発生し、香川県内で最大震度6弱を観測した想定で行われました。 本部長を務める池田知事をはじめ約270人が参加し、各自治体の職員などが被害状況を説明しました。三豊市の荘内半島や土庄町の豊島などでは孤立地域が発生していると報告があり、池田知事は住民の安否や避難状況を確認したほか、ヘリコプターやドローンを使った支援物資の運搬を指示していました。 (香川県危機管理課 青井常治防災指導監) 「香川県は多くの島を抱えているので、島への対処をどうするか考える必要がある。また地域によっては孤立する場所もあるので、訓練を通じて県全体で大きな被害に対応できるようにすることが大事。」 南海トラフ巨大地震は今後、30年以内に70%から80%の確率で発生すると言われています。県は訓練を通じて関係各所との連携を高め、有事に備えたいとしています。
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