「不誠実な態度」 石破首相の核兵器禁止条約オブザーバー参加言及なしに広島の被爆者団体が落胆
広島テレビ放送
石破首相が日本被団協との面会の場で核兵器禁止条約に言及しなかったことについて、広島の被爆者団体は「不誠実な態度」などと訴えました。 会見を開いたのは、県内の被爆者団体の代表ら4人です。 ノーベル平和賞を受賞した日本被団協は8日、石破首相と面会。首相が核兵器禁止条約へのオブザーバー参加について言及しなかったことに落胆したと語りました。 ■広島被爆者団体連絡会議 田中聡司 事務局長 「非常に不誠実な態度だなと。まったくこの条約に触れない姿勢っていうのは…。信じられないような気持ち」 被爆者団体は、1月26日にノーベル平和賞授賞の記念イベントを企画。ノルウェーでの授賞式に参加した被爆者などが活動を報告する予定です。 (2025年1月9日放送)