【ヤクルト】逆転負け…打線は13安打も得点奪えず12残塁 青木に先制打もサイスニードは西川に勝ち越し3ラン浴びるなど4回5失点
■プロ野球 交流戦 オリックス 9-3 ヤクルト(15日・京セラドーム大阪) ヤクルトはオリックスに逆転負けを喫した。試合は3回表に3番・青木宣親(42)の適時打で先制。しかし直後の3回裏、先発・サイスニード(31)がオリックスの4番・西川龍馬(29)に第2号2ランを浴びるなど勝ち越しを許した。4回に1点を返すもその後、終盤にかけて再びリードを広げられた。8回表、2番・長岡秀樹(22)に適時打が飛び出し終盤に反撃を見せるも及ばず。打線は13安打放つも12残塁と得点に繋がらなかった。 前日の試合では2年ぶりの一軍登板となった先発・奥川恭伸(23)が5回1失点の好投を披露。打っては村上宗隆(24)の適時打で先制、オスナ(31)に第9号ソロ本塁打が飛び出すなどリードを渡さなかった。この試合の先発・サイスニードはここまで1勝2敗、防御率3.65をマークしている。 打線は1回、オリックスの先発・東晃平(24)に対し先頭の西川遥輝(32)遊ゴロ、2番・長岡が中飛。2死から3番・青木が左安打で出塁するも4番・村上は空振り三振に倒れ無得点に終わった。 その裏、サイスニードの立ち上がりは先頭の茶野篤政(24)に遊撃への内野安打で出塁を許した。しかし2番・安達了一(36)を左飛、3番・太田椋(23)、4番・西川から二者連続の空振り三振を奪い得点を与えず。 3回表、この回の先頭、8番・松本直樹(30)が左安打を放つと9番・赤羽由紘(23)は送りバントを1死二塁と得点圏に走者を進めた。1番・西川は中飛に倒れるも2番・長岡は左安打で繋ぎ走者一、三塁に。迎えた3番・青木はバットを折りながらも遊撃への内野安打にし先制点を挙げた。 しかし直後の3回裏、9番・福永奨(24)に左安打を放たれると1番・茶野に送りバントを決められ1死二塁に。2番・安達に右安打を許し走者一、三塁とピンチを背負うと3番・太田にセンターへの適時打を浴び同点に追いつかれた。さらに4番・西川にライトスタンドへの3ラン本塁打が飛び出し勝ち越しを許した。 直後の4回表、1死走者無しから6番・オスナに中二塁打が飛び出すと2死二塁から迎えた8番・松本直にセンターへの適時打が飛び出し4ー2と2点差に詰め寄った。 だがその裏、2死走者無しから1番・茶野に中安打を放たれると続く2番・安達にセンターへの適時二塁打を浴び再び点差が開いた。 サイスニードは4回95球を投げ9安打5失点で降板。5回裏から2番手・星知弥(30)がマウンドに上がった。星は走者を出すも無失点に抑えた。 6回裏から3番手・清水昇(27)がマウンドに上がるも8番・小田裕也(34)に左三塁打を放たれると1死から1番・茶野にセンターへの適時打を浴び6ー2に。さらに2番・安達に右安打、3番・太田にレフトへの適時打と打ち込まれ7ー2とリードを広げられた。 反撃をしたい打線は終盤8回表、オリックスの5番手・本田仁海(24)に対し、2死走者無しから代打・川端慎吾(36)、1番・西川が連続安打で出塁すると2番・長岡にライトへの適時打が飛び出し7ー3と1点を返した。 8回裏、4番手・エスパーダ(27)が2イニング目のマウンドに。先頭の茶野に四球を与えると2番・安達に送りバントを決められ1死二塁。続く3番・太田にレフトへの適時打を放たれ8点目を奪われた。オリックス打線は止まらず、4番・西川に右安打、5番・紅林弘太郎(22)にレフトへ適時打を打たれ9ー3となった。 6点差で迎えた9回表、オリックスの6番手・才木海翔(24)の前に得点の本塁を踏むことができず試合終了。オリックスとのカードを1勝1敗とした。