”不運の男”西武・西口文也新監督、ドラ1の抽選を2回外しネット反響「ノーノ―は3回逃したから」「現役当時さながらの運のなさを発揮」
◇24日 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD 今季の歴史的大敗から再起を目指す西武の西口文也新監督は、ドラフト1位と外れ1位の抽選を2回連続で外す結果に。現役時代から”不運の男”として知られたが、監督としても、その言葉通りのスタートとなってしまった。 ◆2024年ドラフト 各球団1位指名【写真】 西武は1位に明大の宗山塁内野手を指名。ソフトバンク、日本ハム、楽天、広島と5球団による抽選の結果、楽天が交渉権を獲得した。外れ1位には花咲徳栄高の石塚裕惺内野手を指名したが、こちらも巨人との抽選に敗れてしまった。外れの外れの1位として金沢高の斎藤大翔内野手の交渉権を獲得した。いずれも今年の順位から最初にくじを引いたが、2度とも外した。 西口監督は現役時代から不運で有名。02年にはロッテ戦で9回2死まで無安打無得点に抑えていたが、小坂誠に中前打を浴びてノーヒットノーランを逃した。05年にも9回2死まで巨人を無安打無得点に抑えていたが、清水隆行に被弾し、またしても達成失敗。さらに同年の楽天戦では9回終了まで走者を1人も出さずに抑えたが、味方打線の援護がなく延長戦に突入。延長10回に先頭の沖原佳典に右前打許し、完全試合を逃した。 西武は今季、49勝91敗3分、勝率.350と大敗。一方、過去のドラフトでは23年に武内夏暉、21年に隅田知一郎、10年に大石達也、09年に菊池雄星を競合で当たりくじを引くなど、くじ運は強い傾向だった。だが、西口監督らしい不運にX(旧ツイッター)では「現役当時さながらの運のなさを発揮」「この世界西口に厳しすぎないか?」「西口さんは運をシーズンまで取っておいてるってことで」「クジは2回外しただけだから。ノーノーは3回逃したから、へーきへーき」などの反応が広がっている。
中日スポーツ