自転車“ながらスマホ”で…反則金「1万2000円」も? 交通違反で「青切符」導入へ 逆走や片手運転はNG、イヤホンは?
日テレNEWS NNN
警察庁は自転車の交通違反に対し、16歳以上を対象に反則金を科す「青切符」を導入する方針を固めました。歩行者との事故が増加傾向にある中、現在の「赤切符」では手続きに時間がかかるという課題がありました。青切符の対象となる違反や反則金の額とは?
■手続き時間短縮、取り締まり効率化へ
有働由美子キャスター 「自転車の“ながらスマホ”で、反則金1万2000円の可能性があります。16歳以上が対象で、違反行為をした時にお金を払うという方針を警察庁が固めました」
小栗泉・日本テレビ解説委員長 「ある映像を確認すると、スマホを見ていて前を見ないで運転していたり、歩道を歩いている人とぶつかりそうになったりしています」 有働キャスター 「街でよくこういう光景を見かけますし、私も一度坂道でひかれそうになったことがあります」
小栗委員長 「自転車と歩行者の事故は近年増加傾向にあります。去年、自転車が関係した死亡・重傷事故のうち、約4分の3が自転車側に違反行為がありました。もともと刑事罰の対象となる『赤切符』を交付していましたが、手続きに時間がかかるなどの問題がありました」 「このため、手続きの時間が短く、より効率的な取り締まりができる『青切符』を導入しようということです」
■片手運転はNG…ついやりがちな行為
小栗委員長 「どんな行為が該当するのでしょうか。警察庁によると、信号無視や、左側を走るルールに反して右側を走る逆走、スマホなどを使用しながらの運転、これらは青切符の対象になります」
有働キャスター 「どれも、歩行者からしても本当に怖い行為ですね」
小栗委員長 「『〇〇の日、××して運転』すると青切符になります。何だと思いますか?」 廣瀬俊朗・元ラグビー日本代表キャプテン(「news zero」パートナー) 「暇な時に両手を放して運転(でしょうか?)」
小栗委員長 「それも確かに危ないのですが、『雨の日に傘を手で差して運転』です。携帯電話を操作しながらの運転は青切符の対象になりますが、片手運転になる傘もダメということです」