第17回小田島雄志・翻訳戯曲賞、ミュージカル「ファンレター」ほかが受賞
第17回小田島雄志・翻訳戯曲賞の受賞者および受賞作品が発表された。 授賞したのは、TEE 東京演劇アンサンブル創立70年記念公演II 第36回池袋演劇祭参加作品「ヤマモトさんはまだいる」の翻訳・ドラマトゥルクを務めた三輪玲子、ミュージカル「ファンレター」の翻訳を手がけた木村典子、パルコ・プロデュース2024「Touching the Void タッチング・ザ・ヴォイド~虚空に触れて~」の翻訳を担当した手代木麻里。また文学座3月アトリエの会「アンドーラ 十二場からなる戯曲」、ミュージカル「ファンレター」といった作品も選ばれた。贈呈式は、1月24日に東京・あうるすぽっとで行われる。 【舞台写真】ミュージカル「ファンレター」より。 小田島雄志・翻訳戯曲賞賞は、2017年まで翻訳家の小田島雄志個人が主催し、海外戯曲の優れた翻訳者に贈呈してきた賞。2018年からは名称と趣旨を引き継いで実行委員会が運営しており、翻訳者に加え、海外戯曲の優れた上演成果も対象として選考が行われている。 ■ 第17回小田島雄志・翻訳戯曲賞 受賞者・受賞作品 ・三輪玲子(「ヤマモトさんはまだいる」の翻訳に対して) ・木村典子(ミュージカル「ファンレター」の翻訳に対して) ・手代木麻里(「Touching the Void タッチング・ザ・ヴォイド~虚空に触れて~」の翻訳に対して) ・「アンドーラ 十二場からなる戯曲」 ・ミュージカル「ファンレター」