プーチン大統領、18日に訪朝か 韓国国防省の関係者が明かす
韓国国防省の関係者は17日、ロシアのプーチン大統領が18日に北朝鮮を訪問する可能性が高いと毎日新聞の取材に明らかにした。関係者は「北朝鮮がプーチン氏の訪問に向けて、平壌の金日成(キム・イルソン)広場と迎賓館で行事を準備する動きがある」と指摘した。 【写真】北朝鮮側の非武装地帯で作業する人々 プーチン氏の訪朝が実現すれば2000年7月以来で、約24年ぶり2回目。金正恩(キム・ジョンウン)政権発足以降では初めてとなる。タス通信は17日、プーチン氏が18日に東シベリアのヤクーツクを訪問するとの露大統領府の発表を報じており、これに続いて訪朝する可能性がある。 ロシアメディアは6月上旬、プーチン氏が数週間以内に北朝鮮とベトナムを訪問すると報道。韓国政府高官は12日にプーチン氏が近く訪朝すると明らかにしていた。米政府系メディアのボイス・オブ・アメリカ(VOA)は12日、金日成広場での大型構造物の設置が9日撮影の衛星写真で確認されたと伝えた。プーチン氏が出席する行事の準備の可能性がある。【ソウル日下部元美】