『ディスコ エリジウム』精神的後継デベロッパー同士が対立して訴訟沙汰―互いを非難するも真相は不明
Argo Tuulik氏はCoGrammarから訴えられた結果、自身が共同創設者であるSummer Eternal関連の仕事を2025年4月までできなくなったと自身のXアカウントにて明かしました。一方で、訴訟に関わったとされるLongdueは、同氏のコメントへの反論を海外メディアPC Gamerを通して発表しています。 【画像全3枚】
『ディスコ エリジウム』精神的後継デベロッパー
『ディスコ エリジウム』で知られるZA/UMの元開発者たちは複数の新デベロッパーを設立していますが、10月には3つのデベロッパー設立が立て続けに発表されていました。
『ディスコ エリジウム』のレガシーを引継ぎ精神的後継作であるサイコジオグラフィックRPGを制作中だとするLongdue、『ディスコ エリジウム』オリジナル開発チームから分離したグループで既に『XXX NIGHTSHIFT』を発表しているDark Math Games、『ディスコ エリジウム』元ライターのArgo Tuulik氏が創設者の1人であるSummer Eternalの3社です。
Argo Tuulik氏が訴えられたと明かす
上記の通りSummer Eternalにて活動を開始していたArgo Tuulik氏が、XにてCoGrammar(ポスト内のGoGrammarは誤記と思われる)からLongdueおよびRiaz Moola氏を代理して訴えられ、2025年4月までSummer Eternal関連の仕事をできなくなったと明らかにしました。
CoGrammarはRiaz Moola氏が創設者兼CEOである企業であり、Moola氏はLongdueの設立に出資者として関わってもいます。
Tuulik氏はさらに、Moola氏がZA/UMと協力してTuulik氏やDora Klindžić氏、Summer Eternal、Dark Math Gamesに対して根拠のない法的脅迫をしていると主張。メディアがTuulik氏とDark Math Gamesの間に揉め事があるとの匿名情報を受けているがそれは事実無根のことであり、ZA/UMとMoola氏の同盟(The Za/Moola--Riaz/UM alliance)が同氏が巻き込まれている法的闘争の黒幕であると非難しています。