エアコン、テレビ、冷蔵庫…「光熱費節約」5つ。無理せず日常でできる
●3:冷蔵庫の節約方法
冷蔵庫はエアコンと並び、大きな電力を消費する家電のひとつです。筆者の場合、長らく適切な温度設定を意識していませんでした。しかし、最近になって、少しの調整で節約できることを実感。 温度設定は、メーカーが推奨している適正値を冷蔵室・冷凍庫で意識。推奨値よりもあまりに低すぎると、余分な電力を消費してしまいます。それに加え、冷蔵庫自体へのつめ込みすぎにも気をつけるようにしました。庫内が過密状態になると、冷気の循環が滞り、さらに電力を無駄に消費。頻繁に開け閉めをすることも避け、一度で取り出せるよう工夫しています。 このように、メーカーの指示に従った細かい設定と、使い方の工夫が重要。適切な温度設定と使い方で、月々の電気代を大幅に下げられることがわかってきました。
●4:洗濯機の節約方法
洗濯は日々の大きな家事のひとつです。その洗濯機の運転を見直すことで、思わぬ節約が可能になります。 筆者が心がけているのは、コースの使い分けです。標準コースは、なるべく洗濯物を溜めてまとめて洗うときに使います。洗濯回数を減らすことで、電力とお湯の消費量を減らせるためです。一方で、急ぎのときには短時間コースを使用。洗濯時間を減らすことで、電力と水の消費量を減らせます。 さらに、筆者は共働きのため夜間に洗濯することが多いですが、夏場は洗濯物を部屋干しにするように心がけています。乾きにくい時期は仕方なく浴室乾燥機を使用しますが、部屋干しにすれば乾燥機の使用が不要になります。 洗濯機の賢い使い方で、節約ができることを実感しています。負担の大きな家事ですから、この配慮は欠かせません。
●5:照明機器の節約方法
最後に照明機器の節約。以前は、部屋を出るときの消し忘れが多々ありました。部屋の電気をつけっぱなしにしていたり、外出時に玄関やポーチの照明を付けっぱなしにしていたりと、意外な場所で電力を消費していたのです。 そこでまず、各部屋の電気を消す習慣をつけるようにしました。出る前に「今日はすべての電気を消したかな?」と意識するように心がけています。もちろん、完璧にできるわけではありませんが、少しずつ習慣化が進んできました。 さらに、人感センサーつきの照明器具も導入しています。人がいるときだけ自動で点灯し、不在時は消えるため、つい忘れがちな消し忘れを防げます。廊下やトイレなど人の出入りが多い場所に設置すれば、大きな節約につながります。