大谷翔平、巻き返しの鍵握る「15.79」 不測の事態で小休止…次々に現れた好敵手たち
本塁打1本当たりに必要な打数は現在15.79…ジャッジらは約11打席で1本放っている
30日(同31日)終了時点ではタッカー、ヘンダーソン、ジャッジが18本でメジャートップ。ナ・リーグはオズナが16本で1位、大谷は14本でリーグ2位だ。追う立場になったわけだ。 ここまでの大谷の「AB/HR」(本塁打1本当たりに必要な打数)は「15.79」。タッカーは11.28、ヘンダーソンとジャッジが11.61で、オズナが12.44となっている。 ただ、大谷は2023年に「11.30」、2021年に「11.67」と今季を上回るペースで打った実績がある。しかも、DHオンリーの今季は体力的な失速は考えにくく、打撃面全体で有利に働くことが考えられる。また、ア・リーグ記録の62本塁打を放った2022年のジャッジの「AB/HR」は9.19。この先も大谷のライバルとしてしのぎを削り続けていくことは間違いなさそうだ。 大谷は29日(同30日)の敵地・メッツ戦で今季最長の10試合、46打席ぶりとなる14号2ランを放った。6月は月別で自己最多の通算43本塁打を放っており、打率.336、OPS1.194。昨季も月間打率.394、15本塁打、29打点と打ちまくった。31日(同6月1日)からの本拠地ロッキーズ戦でどんな打棒を見せてくれるだろうか。
Full-Count編集部