2026年12月に公開予定の「スター・ウォーズ」新作映画がスケジュールから削除 代わりに「アイス・エイジ」第6弾が公開へ
2026年12月に公開予定の「スター・ウォーズ」新作映画がスケジュールから削除 代わりに「アイス・エイジ」第6弾が公開へ
2026年末に公開を予定していた「スター・ウォーズ」の新作映画が、ディズニーの公開スケジュールから外された。 「スター・ウォーズ」画像・動画ギャラリー Varietyが伝えたように、この映画は2026年12月18日に米国公開予定とされていたが、その枠から外され、代わりに「アイス・エイジ」シリーズ第6弾が入った。 しかし、これで2026年に「スター・ウォーズ」の新作が見られなくなったわけではない。いまのところは、ジョン・ファヴロー監督による映画『The Mandalorian & Grogu(原題)』が2026年5月22日に米国公開予定となっている。 ディズニーは「スター・ウォーズ」の新作映画を多数企画中で、今回外された新作映画が具体的にどの作品だったのかは不明だ。昨年の「スター・ウォーズ セレブレーション」では、デイヴ・フィローニ監督による新共和国時代を舞台にした作品、ジェームズ・マンゴールド監督によるジェダイの黎明を描く作品、シャルミーン・オベイド=チノイ監督による『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の15年後を描く作品と、3本の新作映画が発表されていた。 オベイド=チノイ監督の新作ではデイジー・リドリーがレイ役を再演することになっているが、この企画はこれまでにいくつかの変更が加えられてきた。当初はデイモン・リンデロフとジャスティン・ブリット=ギブソンが脚本を担当していたが、2人が降板したあと、『ピーキー・ブラインダーズ』などで知られるスティーヴン・ナイトが後任として参加。しかし最近になって、ナイトもプロジェクトを離れたことが報じられた。 とはいえ、レイは依然としてディズニーが最重要視しているキャラクターのようだ。The Hollywood Reporterの報道によると、レイは現在の「スター・ウォーズ」において「最も価値のある映画的資産」であるとみなされ、今後複数の新作映画に登場する予定であるという。 そして、ディズニーが「スター・ウォーズ」で進めている計画はこれだけではない。今月には、「X-MEN」シリーズの製作で知られるサイモン・キンバーグが手がける新たな三部作の企画が報じられたばかり。こちらは「スカイウォーカー・サーガ」の続きではなく、新しいサーガの始まりとして位置づけられるとのことだ。なお、この新三部作の報道により、「スター・ウォーズ」で公開予定とされる映画のプロジェクトは計14本を数えるまでになっている。 一方の「アイス・エイジ」第6弾については、先週開催された「D23 Brazil」にて、2026年に米国公開予定であることが発表されていた。2022年にはスピンオフ的な作品である『アイス・エイジ バックの大冒険』が配信されているが、メインラインの劇場向け作品としては2016年製作の『アイス・エイジ5 止めろ! 惑星大衝突』以来となる。
Alex Stedman