きちんと「避妊」できているか、心配。でもピルも飲み忘れそうだし……。
人には聞きづらい“女子の保健室的なお悩み”について、専門家にしっかり取材をして信頼できるアドバイスをもらおう!という企画『ViVi保健室』! 彼と仲がいいのはとってもいいことだけど、まだ子どもは早いと考えるViVi世代にとって、どう避妊するかは大切なテーマ。マジメに先生に聞いてきました。 【避妊法】コンドームの避妊成功率は約85%。低用量ピルは?
今回の相談
Q.彼はコンドームをつけてくれますが、先にちょっとだけ生でってことも……。そのたびに妊娠していないか心配になるんです。私だけで防ぐ方法って何かありませんか? ◆答えてくれる先生はこの人! 産婦人科医 福山千代子先生 「アヴェニューウィメンズクリニック」院長。月経やPMSといった婦人科的トラブルに関する相談はもちろん、膣やセックスに関する悩みまで医学的にアドバイス。ViVi世代はもちろん、多くの女性と日々向き合っているので、みんながこっそり悩んでいるようなリアルな問題にも詳しく、「日本は性教育の“後進国”。正しい知識を得ることで、もっと女の子は幸せに過ごせるはず!」と力強く語る、ViVi読者にとって“頼れるお姉さん”でもある。 https://www.aw-clinic.com/
A:日本人は、セックスや避妊に関する知識レベルが低すぎです!
“避妊、どうしていますか?”と聞くと“外で出すようにしてます”と答える人がまだまだ多い日本は、性教育に関しては完全に“後進国”。ピルの内服率も低く、普及率はなかなか伸びません。もちろん、国によっては宗教上の問題(中絶は絶対にしてはいけないといった戒律など)があるため、避妊に対する関心度が高い、という場合もあります。 私は六本木で開業しているせいか、ハーフの子やインターナショナルスクールに通っている子、海外留学を経験している子から相談を受けることも多々。付き添いで来るママたちよりも、とてもよく避妊について知っていて、自分に合う避妊法を選び取ることに積極的です。 そのレベルにまで今すぐなるのは難しくても、すべての女の子に、自分のために、ぜひ正しい知識を身につけて欲しいなと思います。