【楽天】則本昂大、日本人選手で史上2人目40セーブ意欲「松井裕樹も39で止まってるんで」
楽天則本昂大投手(34)が、パ・リーグの日本人選手で史上2人目となる40セーブに照準を合わせた。6日、地元の滋賀県内で自主トレを公開。抑え転向1年目の昨季は32セーブでセーブ王に輝いたが、見据えるのはオリックス平野が14年にマークした「40」だ。「すごく平野さんも尊敬してる方。そんな方に並びたいのもある。松井裕樹も39で止まってるんで、40は1つの目標」と気合を入れた。 昨年10月に右足首の手術を受けた。この日のブルペンでは力強い直球を投げ込み、その影響を感じさせなかった。「もう全然問題ない」と経過は良好。昨季は抑えのポジションに慣れるためにも開幕前の実戦登板は多かったが「そこは監督、コーチと話してという形にはなる。特にこっちから何したいとかの要望はない」。手術明けという点も加味して昨年よりもペースを落とすことになりそうだ。 三木監督は引き続き則本に守護神を託す意向を示している。それでも「確約じゃないと思ってる」と藤平、鈴木翔らと争う姿勢だ。「そこは監督の状況とか、状態とか見極めて決めてくださいと。『ただ、負けるつもりはないです』っていう話はしたんで。しっかり2月、3月で勝ち取って、開幕の9回を抑えるイメージでやっていきたい」。堂々と最終回のマウンドに君臨する。【山田愛斗】