鈴木新知事、初登庁「職員、県民と幸福度日本一を」 県職員800人、拍手で出迎え
知事選で初当選した鈴木康友新知事が29日、初登庁した。初めて知事室の椅子に座り「いよいよ始まる。すがすがしい思いとともに大きな重責に身の引き締まる思い。私の経験を注ぎ込んで県庁の皆さま、県民の皆さまと幸福度日本一の静岡県を作りたい」と決意を語った。 鈴木知事は、県庁本館前で公用車から降りると、職員から歓迎の花束を受け取った。廊下に並んだ職員約800人の拍手に迎えられて知事室に入った。 要望活動などで何度も訪れていた知事室について、「主(あるじ)としては感慨が違う」と語り、職員の出迎えに「すごくエネルギーをいただいき、大変うれしい。県職員の皆さまとしっかり仕事をしたい」と意欲を新たにした。前知事と同様、知事室の扉は開放しておくとの考えも示した。
静岡新聞社