「この試合でのプレーは圧巻」 先制弾の久保建英、ホーム初勝利への大貢献で現地メディアからは最高評価も!「ソシエダの攻撃の60%以上が彼のサイドから」
またライブ実況の記事では、先制ゴールでの攻撃のプロセスを称賛して「なんというゴラッソ!」と綴った同メディアは、久保について「この日本人選手に少しでもスペースを与えると、相手にとっては悪夢のような存在となる」「久保の見事なシュートはわずかに外れたが、そのレベルの違いが感じられる一撃だった」「この試合での久保のプレーは圧巻だ」と、たびたび賛辞を贈っている。 一方、『as』紙も同採点を付与し、久保の先制ゴールが試合の流れを決定づけたと指摘。「久保とオスカルソンの祭り」と試合を伝え、「日本人選手は前半のベストプレーヤーであり、試合開始からバレンシアDF陣は彼を止められず。GKギオルギ・ママルダシュビリを一発で破った一撃で、チームの不調の流れを断ち切った」「ソシエダの攻撃の60%は久保のサイドから生まれた」と、その貢献ぶりを紹介した。 個別評価の記事でも、「より決定的で連係力のある日本人選手が戻ってきた。そしてソシエダは、その恩恵を受けた。サイドから良い突破を仕掛けるとともに、クオリティーの高いクロスを供給。1ゴールを決め、さらにもう1ゴールを狙う場面もあった。完全復調を果たした」と、高評価を下している。 続いてバルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、前半のベストプレーヤー、試合のMVPに久保を選定。その85分間のプレーを「決定的」と表現し、「バレネチェア同様、久保はソシエダに大きな影響を与える。相手の守備を崩す力が非常に高く、再び彼の『久保がゴールを決めれば問題なし』の法則が成り立った。遠くから走り込んで上手くシュートし、常にボールを要求してチャンスを作り続けた。拍手喝采を受けるに相応しいパフォーマンスだった」と絶賛した。 地元バスクの日刊紙『noticias de Gipuzkoa』は、10点満点の採点で「7」を与え、「彼はまさに戦士であり、挑戦し続ける。フリーの状態でファーサイドに現われ、先制ゴールを決めた。その後は相手にしっかりとマークされ、大きな危険を作り出すことはできなかったが、バレネチェアへのパスでチャンスを演出した」と、ポジティブな内容の寸評を綴っている。 最後に、前出の『El Desmarque』も、「ゴールを決めた後、その祝福に込められた強い感情が、今のソシエダの状況を物語っていた。常に相手に対して仕掛ける姿勢を崩さず、チームで最も攻撃的で、試合の流れを変えられる選手であり続けた」とポジティブに久保を評し、「8.5」という高採点とした。 構想●THE DIGEST編集部
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