10月は臓器移植推進月間 埼玉県腎臓病患者友の会などが大宮駅などで啓発キャンペーン 県のマスコット「コバトン」と「さいたまっち」も訪れ、啓発品配布
10月の臓器移植推進月間に合わせて、埼玉県腎臓病患者友の会(埼腎友)は6日、JR大宮駅西口やJR南越谷駅などで、啓発のため街頭キャンペーンを行った。 救われた娘の命 支援に感謝 さいたまの堀籠さん、11日にさいたま市で講演 娘は心臓移植受け、現在小6 元気に学校生活送る
大宮駅西口では、埼腎友のほか県腎・アイバンク協会や県臨床工学技士会、県職員らが参加。県のマスコット「コバトン」と「さいたまっち」も訪れ、「健康保険証と免許証の裏側に自分の意思を表示できます」「臓器提供の意思表示を!」と書かれたチラシや啓発品を配布した。 埼腎友の大隅ひろみ事務局次長は「日本は臓器提供の割合が他国に比べて少ない。意思表示について知ってもらいたい」と語った。 啓発品を受け取った男性(21)は医療関係の学校に通っているといい、「学校でも詳しく習ったので、意思表示を記入したいと思っている」と話していた。