リリー・フランキーと2人、“ノーコンプライアンス宣言”で大盛り上がり

ＢＳテレ東は、10月30日(水)深夜0時から「素っ頓狂な夜」を放送する。笑福亭鶴瓶とリリー・フランキーによる、視聴者から送られた“往復ハガキ”などを軸に展開するトークバラエティだ。初回放送でも気負いなく始まった大御所2人の立ちトークだが、“甘やかされすぎな俳優・笑福亭鶴瓶”や“コンプライアンスに関するトークが大盛り上がりを見せる。 【動画】鶴瓶×リリー・フランキーの深夜トーク、極まる「素っ頓狂な夜」予告動画 ■オファーの言葉が“どうしても信用できない”ワケ 日常で起きた些細なできごとやお悩み相談、最近あった面白いできごとや住んでいる街のハッピーニュースなどなど、視聴者から寄せられた往復ハガキを見ながらMC2人がトークを繰り広げる「素っ頓狂な夜」。新番組の初回放送である今回、舞台袖から金屏風の前に進んできた2人はまったくいつも通りの表情を見せていた。 ゆったりした空気感で始まると、舞台を囲むように観覧客の姿が。小規模会場のため非常に観客との距離が近く、観客席にカメラが向くと1人ひとりの顔がはっきり見えるほどだ。 そんななかまず最初に飛び出した話題は、「今日から始まりました『素っ頓狂な夜』っていうんですけど、誰とやりたいということで(リリーを)巻き込んだんですよ」と番組の馴れ初めから。ただその点において、リリーは鶴瓶に“確認したいこと”があるそう。 「だいたいこういうお仕事のときに、プロデューサーの方から『鶴瓶さんがぜひリリーさんに…』みたいな企画書が来るんですけど。…僕そういうの額面通り取れないというか」と“本当に鶴瓶がオファーしたのか”という点が気になっているようす。少し疑ってしまう理由は、ちょっと素っ頓狂な番組プロデューサーにあると語った。 実は同プロデューサー、元銀杏ボーイズのドラムをやっていたという。しかもリリーいわく、ライブ中にボーカルを待たず客にダイブし始める“お調子者”なキャラなのだとか。「だからそんなやつのオファーなんで、俺はあいつを信用してないんです！」と“確認”の必要性を訴えるリリーに、鶴瓶は笑いながら「俺はホントに…」と企画が立ち上がった原点を話し始める。 ■「鶴瓶チヤホヤしすぎ」問題に切り込むリリー 「俺を出す、リリーさんを出すいうことは…もうあの、テレ東さんも勝負に出よったよ。『もうええやんか、コンプライアンスも』と」「ねえ！下手したら2人で…」と初回放送にして“音かぶせ”が入るワードも飛び出す、大盛り上がりの2人。しばらくして話題は、「俳優・鶴瓶」の話に移っていく。 吉永小百合の弟、吉岡里穂の父、中条あやみの旦那…と最近の鶴瓶が務めた役柄を挙げていき、「なんかみんながチヤホヤしすぎじゃないですか？」とツッコむリリー。「自分で企画書出してるんですか？」とグイグイいくので、会場からも笑い声が止まらない。 良い役に恵まれて「いいな～」と漏らすリリーに、しかし鶴瓶も負けじと応戦。ゆるっとしたキャラクターで認知されているリリーならではのスタイルのすごさを挙げつつ、「俳優・リリーフランキー」の原点を掘り下げる。 たっぷり立ちトークの時間で温まったあとは、本題の往復はがきを見るコーナーへ。いまでこそ妻と旅行に行くなど積極的に2人の時間を作っているという鶴瓶だが、昔は家にも帰らなかったと明かす。そんな鶴瓶に寄せられた最初の相談は、夫が家庭を省みず“ほぼ家にいない”というお悩み。 はがきの主は、自分が過去通ったのと同じ道を行く旦那に怒っている状態。そこで鶴瓶はレギュラー17本をこなしていた超多忙な当時、妻から「みんなお見通しよ」と言われたエピソードを振り返る。 終始ゆるっとした鶴瓶＆リリーの雰囲気に当てられ、リラックスして見られる同番組。大御所2人の軽快な「素っ頓狂な夜」は、10月30日(水)深夜0時から放送。