プロの意識の高さを実感するKOKONA「他のスケジュールもある中で練習や曲を作る」

『No No Girls』の第9回が配信された【写真：X（＠hulu_japan）より】

　SKY-HIがCEOを務めるBMSG初のガールズグループオーディション『No No Girls』の第9回『Ep.09 / 5th Round -Lose confidence-』が、BMSGのYouTubeチャンネルで29日に配信された。今回は5次審査の内容が発表された。 【動画】ちゃんみなとSKY-HIが思わず涙『No No Girls』でのパフォーマンスの様子 　同オーディションはプロデューサーにラッパーでシンガーのちゃんみなを迎え、「身長、体重、年齢はいりません。ただ、あなたの声と人生を見せてください」というメッセージでスタート。ちゃんみな自身が過去にガールズグループを志すも、見た目や声に対して「No」を突きつけられ、かなわなかった過去を持つ。25年1月11日には、神奈川・Kアリーナ横浜で最終審査『No No Girls THE FINAL』が開催される。 　4次審査に合格し5次審査へ進んだのは、KOKO、KOKOA、KOKONA、KOHARU、SAYAKA、JISSO、JEWEL、CHIKA、NAOKO、FUMINO、MAHINA、MOMO、MOMOKA、YURIの14人。今回はちゃんみなから、5次審査の内容が「疑似プロ審査」であることが伝えられた。 　疑似プロ審査とは、「プロが作った楽曲をプロのスタイリング・ヘアメイクでプロフェッショナルに歌いこなし、疑似的にプロのアーティストとしてステージに立つ」こと。ちゃんみなは「実際にスタイリストさんやメイクさんがつくから、『自分の理想のビジュアル』も考えておく必要がある」と伝えた。審査では14人を7人ずつの2チームに分け、課題曲とクリエイティブ曲の2曲をパフォーマンスする。 　課題曲はちゃんみな作の『Tiger』。同曲は4次審査のクリエイティブ審査でポップスとして与えられたトラックに、ちゃんみなが歌詞やメロディーをつけ完成させたもの。クリエイティブ曲は、ちゃんみな作の同番組のテーマソング『NG』。すでに歌詞や振付が完成している同曲にメンバー自身がオリジナル歌詞と振付を作り、リミックスする。『NG』はちゃんみな自身がこれまで言われて続けた「No」への反抗心を表現した楽曲。リアルで鋭いメッセージ性の高い楽曲に、オリジナルのメロディーと歌詞をつけていかねばならない。 　ちゃんみなはメイクやスタイリストも入る疑似プロ審査について、「衣装を『着る』のと『着られる』のとは、全然違う。メイクを『する』のと『される』のは違う。プロの人たちの手が加わったことで、それをどういう風に扱うか、特にガールズグループは大事なので、その辺は見たいですね」と、チェックポイントを語った。 　今回はAチームの練習の様子が放送された。全体のスケジュールを把握しながら2曲を完成させなければいけないため、歌詞づくりや振付練習に時間を割きすぎていると、スタッフからスケジュール感覚について声をかけられる場面も。AチームのKOKONAは、「プロの方は、普段他のスケジュールもある中で練習したり曲を作ったりするので、本当に『疑似プロ審査』なんだなと感じました」と、プロの意識の高さを実感した。5次審査のチーム分けは以下の通り。 ○疑似プロ審査チーム分け ・Aチーム KOKO KOKONA SAYAKA CHIKA FUMINO MOMOKA YURI ・Bチーム KOKOA KOHARU JISSO JEWEL NAOKO MAHINA MOMO