70歳代以上「貯蓄2000万円超」の世帯は約42%!老後は「赤字」必至となるか。
70歳代「国民年金&厚生年金」の平均月額はいくら?
老後の収入の柱となる公的年金ですが、「老後2000万円問題」があったように、年金だけでは生活費をカバーできないと考えられています。 では、実際にいまの70歳代は、毎月どれくらい年金をもらっているのでしょうか。 厚生労働省「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」 より確認していきます。 ●国民年金の平均月額(70歳代) ・70歳:5万7320円 ・71歳:5万7294円 ・72歳:5万7092円 ・73歳:5万6945円 ・74歳:5万6852円 ・75歳:5万6659円 ・76歳:5万6453円 ・77歳:5万6017円 ・78歳:5万5981円 ・79歳:5万5652円 ●厚生年金の平均月額(70歳代) ・70歳:14万1350円 ・71歳:14万212円 ・72歳:14万2013円 ・73歳:14万5203円 ・74歳:14万4865円 ・75歳:14万4523円 ・76歳:14万4407円 ・77歳:14万6518円 ・78歳:14万7166円 ・79歳:14万8877円 ※上記の厚生年金の月額には国民年金(老齢基礎年金)を含みます。 70歳代の老齢年金の平均月額は、国民年金が5万円台、厚生年金が14万円台です。 また、上記の年金月額は額面となるため、税金や保険料が天引きされる点にもご留意ください。 長い老後生活を年金収入だけでやりくりしていくことは難しいと感じた方は少なくないでしょう。 なお、国民年金や厚生年金の受給額は個人差があるため、毎年誕生月に送付される「ねんきん定期便」や、Web上でいつでも見れる「ねんきんネット」で見込額を確認してみるとよいでしょう。