人気No.1の「SM10」はグラインド選びが重要! プロフィッターに聞いた正しい選択とは?
自分に合った1本を選ぶためにはフィッティングが重要
インフルエンサーとして20代ゴルファーから絶大な人気を誇るルイゴルフ(大塚塁)さんは、インスタグラムのフォロワーが6万人を超えており、スコアを50日で100切りした方法は大きな話題になりました。 【写真】5つのソールグラインドを比較! ボーケイ「SM10」の構えた見た目や仕上げの違いを見る そんなルイゴルフさんが、今回は新しいウェッジを求めてフィッティング施設を訪れ、世界的人気を誇るボーケイの「SM10」を、プロのフィッターにアドバイスをもらいながら試打していきます。
PGAツアーでの使用率が50%を超えるボーケイウェッジ。ルイゴルフさんもボーケイウェッジを使った経験があるそうですが、今回あらためて「SM10」を打ってみようと思った理由はなぜでしょうか。 ルイゴルフ「多くのトップ選手が使っているウェッジなので性能が良いのは間違いないと思います。でもボーケイは、グラインド(ソール形状)の種類がたくさんあるので、自分に合っている形状がわかりません。それを確かめてみたいと思いました」 今回訪れたのは「4プラス東宝調布スポーツパーク店」(東京都調布市)。フィッティング専用打席ではトラックマン、ギアーズの最新計測器を備えているだけでなく、ウェッジフィッティングは芝の上から打てることでも人気があります。 担当してくれたのは同店のプロフィッター兼クラブ診断員の澤田嘉之さんです。 澤田「当店でもボーケイウェッジは人気があります。ただし、ボーケイウェッジはフィッティングをしないと、自分に合った1本を選べないシリーズだと思います。まだまだ、アマチュアゴルファーはロフトを選ぶことは考えても、グラインドの選び方については詳しくない人が多いでしょう。『SM10』は56度で4タイプ、58度は5タイプ、60度にも5タイプのグラインドがあるので、相性を見極めることがすごく大切です」 ルイゴルフさんが購入を検討している58度のSWには「04T」「08M」「10S」「12D」「14K」の5タイプがあります。その違いについて澤田さんに聞いてみました。 澤田「5つのモデル名についている数字はバンス角です。最もバンスが小さい『04T』から説明すると、バンスの影響を抑えているのでフェースを開いて打ったときでもバンスが引っかかりません。このモデルは『SM10』の中でも難しいと言われています」 その他の4タイプについては、次のように話します。 澤田「バンス8度の『08M』は『04T』ほど難しくはなく、フェースを開いても使えますし、多彩なショットが打ちやすいです。『10S』は5つのタイプの中で最もスタンダードといえます。スクエアにセットしても、フェースを開いても使いやすい万能タイプです。『12D』はしっかりバンスが効いてくれるので寛容性が高いです。『14K』はワイドソールでバンスが14度あるので、バンカーに強いタイプです。芝から打ったときもソールが刺さりにくいのが特徴です」