ブラックフライデーにサイバーマンデー、消費冷え込む日本に大型セール続々
「ブラックフライデー」に続いて「サイバーマンデー」
ブラックフライデーに加え、感謝祭の翌週の月曜日は「サイバーマンデー」と呼ばれています。ブラックフライデーの3日後にあたるこの日は、休暇明けで出勤した会社員が職場からネットショッピングを行なうため、売り上げが高まるとされています。 アマゾンジャパンは2012年から、このサイバーマンデーにからめたセールを実施しています。 同社では以前から、12月初めに売り上げが上がることを把握していましたが、あらためてデータを詳細に確認したところ、多くの企業でボーナスが支給される12月第2週にもっとも多くの顧客が同社サイトを訪れることがわかったそうです。 そこで2012年、12月の第2月曜日を日本版サイバーマンデーとし、セールを開始。昨年は、さまざまな分野の特価商品を数時間ごとに更新して販売するタイムセールを実施したところ、12月8日からサイバーマンデー当日にあたる同14日の間に、約63万点以上の商品を売り上げたそうです。
「サイバーマンデー」に続いて「プレミアムフライデー」も
このほか、経済産業省では現在、全国の小売店や飲食店などが参加する販売促進キャンペーン「プレミアムフライデー」の実現に向けた取り組みを進めています。 経産省の流通政策課によると、購買をうながすため、開催日には全国的に早めに仕事を終えられるような施策も検討しているとのこと。1回目は、来年2月24日の開始を目ざしており、今後の開催頻度は各事業者にまかせる方向で考えているということです。 (取材・文:具志堅浩二)