【独占インタビュー】兵庫県知事・齋藤元彦「失職したあの日の朝、地元・須磨駅に立った私が考えていたこと」
「負け」は考えなかった
「負けたらどうするのか」ということは、不思議なんですが、全く頭に浮かびませんでした。17日間、最後までやるということしか考えられなかった。勝ち負けよりも、とにかくやり切る、それだけを強く思っていました。 県内各地を回るにつれ、初めて会う県民の方、特に若い方から「応援してます」と声をかけていただく機会が増えていきました。聞くと、ご家族にも応援を呼びかけている、SNSで発信しているという方が少なくない。能動的に支援してくださる方が県内外で増えていったことが支えになって、111万票という大きなうねりに繋がったと感じています。 〈ただし、齋藤氏については兵庫県知事に再選された後も、いわゆる「文書問題」に関して百条委員会などで追及が続いている。「パワハラ・おねだり」「公益通報対応」の問題については、どう答えたのか。後編記事【齋藤元彦が再選後初めて語った「県政改革の内幕」「告発文書問題」そして「百条委員会」のこと】で、ひきつづきお伝えする〉 「週刊現代」2024年12月21日号より
週刊現代(講談社・月曜・金曜発売)
【関連記事】
- 【つづきを読む】<独占インタビュー>齋藤元彦・兵庫県知事が再選後初めて語った「県政改革の内幕」「告発文書問題」そして「百条委員会」のこと
- 【スクープ】齋藤元彦事件「優勝パレード協賛金キックバック疑惑」渦中の信金理事長が実名告発「前知事を陥れようとする思惑が…」
- 前兵庫県副知事が語る「告発文書は、齋藤県政転覆のためだった」…キックバック、パワハラ内部告発、そして百条委員会の「深層」
- 【独自】齋藤元彦・前兵庫県知事をたたき潰した「兵庫政界の闇」とは…「裏の絶対権力者」たちが作り上げた「タブー」と「天下り構造」の全貌をスクープする
- 【追及スクープ第2弾】齋藤元彦・前兵庫県知事を潰した「既得権益の逆襲」と「パワハラ・おねだり告発文書」の深層とは…齋藤氏辞職までの「全内幕」