櫻坂46の新メンバー募集で振り返る“全ての期が黄金世代”のゆえんと四期生が期待出来る理由
全ての期が”黄金世代”と呼べる奇跡
一時代を築いた欅坂46・櫻坂46一期生、櫻坂46第一次全盛期の中心である二期生、その圧倒的追い風となった三期生。グループの歴史を振り返れば、何度も厳しい時期はあったが、全ての期が“黄金世代”と呼べることに気づく。いわゆる、“谷間の世代”が存在しない。 メンバーの入れ替わりがありながら、なぜそれが可能だったのか。奇跡的に集まった21人の一期生という存在に惹かれ、二期生が集い、またその二期生の輝きに三期生が呼応した。その中でグループの真髄が脈々と引き継がれ、“結果的に”全ての期が黄金世代となったのだ。 もう少し具体的な前提を挙げると、欅坂46・櫻坂46を通じて、ライブやイベント会場では女性ファンが4割前後を占めていることだ。女性アイドルとしては極めて高い比率だ。女性ファンを惹き付ける“可愛いのにカッコいい”パフォーマンス集団であり続けた結果、将来の黄金世代メンバーとなりうる候補者の母数が常に大きいという強みがある。二期生、三期生の中にそうしたメンバーがいたように、観客としてライブやイベントを体験し、先輩に憧れて応募する未来の四期生は必ずいるだろう。今の櫻坂46には、そう言い切れるだけの魅力がある。 パフォーマンス集団といっても、ダンス未経験で加入したメンバーも多く、彼女達の成長をしっかり支え、応援する先輩やファンがいることも、新メンバーオーディション応募者には心強いはずだ。 グループの歴史が繰り返されるならば、櫻坂46四期生はきっとグループをさらに押し上げる逸材が集まるだろう。それを楽しみにしつつ、屋台骨となる一期生、中心で引っ張る二期生、フレッシュに躍動する三期生という“現体制”を体感出来る期間にも限りがあることを我々は知らされた。一つ一つの瞬間、目を離すことなく焼き付けたい。
こじらぶ